2021年3月5日金曜日

東北のベッコウゾイを追う その1

 ベッコウゾイを狙って東北に長期滞在してきました。単独行、釣りをしている間は野営、町に戻ったら車中泊、そんなスタイルで実釣30日。総歩行距離はアイフォンのアプリによると318キロ(笑)。ほぼ新品状態で持ち込んだ安物スパイクは擦り減りきって穴だらけで浸水しまくり、新しいのまた買わなきゃな・・・。


目標は高く「50オーバー!」・・・一般的にオフシーズンとされているタイミングでの挑戦だったし、そもそもそんなに舐めてない。「難しいだろうなぁ・・・」と漠然と思ってたけど・・・ベッコウ、普通に、想像以上でした汗。


30日間の釣行記をツラツラ綴ることは難しいけど(毎日同じことの繰り返しで、ノーバイトの日も多々あり)、ハイライトをピックアップしつつ、自分の記録用に更新していこうと思います。お暇な方は、読んでみてね。


【東北ベッコウチャレンジ1日目】

 まずはテントを張る拠点エリアを目指して、山道を歩く・・・いつも海外旅で使っている45Lのバッグパックに、防水バッグ、さらにバッカンが一個。バッグパックの外側にライジャケとサンダルもぶら下げ。とりあえず様子見で入る4日分の食料に、とにかく水が重い・・・(8リットル。拠点周りに利用できそうな沢とかがあるか分からないため、渋々持ち込み・・・)死にそうになりながら、進んでいく。


身体がバラバラになるかと思ったけど、6キロ弱を2時間もかかってなんとか歩き切り、ベース地に到着。荷ほどきしてテントを建てて、即釣りへ!事前に情報収集して、グーグルマップで目星をつけていた崖を下っていく。今回メインのタックルは、MX-8+にビッグシューターコンパクト、ラインはフロロの6号!


「全く、よくわかんねー」と思いながら10投ぐらいしたところで、「グングン」と抑え込むような反応が。「え、マジ!?」と驚きつつ、タメを作って思いっきりフッキング!まじか・・・いきなりベッコウ、きたー!!


サイズは42cm、オスの個体。お前に会いに、ここまで遥々きたんだよ。「雄!」って感じのカッコイイ魚だったけど(チンチンも出てました)、日暮れが間近だったこともあって三脚立てての撮影は断念。「これはイケるかもしれないぞ」と期待が膨らむ。


さらに、調子良く子ベッコウを同じポイントで一匹追加!可愛いサイズではあるけど、2連発はこれまた想定外。ウェルカムフィッシュってやつかな・・・だいたい僕の釣りは、初っ端に飛ばし過ぎると後から苦しむ事が多い。そして今回の旅でも、その予想は現実となっていく(^^;)


日が暮れて、初日は終了。持ち込みの食料は、一日一食計算(重量制限のため)。米を炊いて、1食55円のレトルトカレーと、インスタントラーメン。人気のない山は真っ暗で怖いので、一気に食べて、20時にはテントで就寝。


「東北のベッコウゾイを追う その2」に続く


【可愛い子ベッコウフォトギャラリー★】

 釣行記の書きようがない毎日、たまーに釣れて、心折れかけている僕を励ましてくれた子ベッコウ達の写真をまとめてアップしておきます笑。









三重に住んでいた小学生時代、穴釣りの最上ランク魚が「タケノコメバル」だった。ムラソイやカサゴに混ざってたまーに釣れるタケノコは、本当に嬉しかったな。当時の自己ベストは「タバコの箱より大きい!」一匹。今回、20年とかぶりに再会して、自己記録を更新することができました。

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