2018年5月31日木曜日

北の大地の巨ゴイ狙い その4

【2018.5.1未明】

 今年の巨ゴイ狙いスタート!チート感が否めないけど、この時期限定、メーターオーバーに一番ラクに近づけるであろう「夜の見釣り」を確立しようと、以前からコツコツと準備してきたのだっ。


まずは、83cm!でも、この一匹までに5、6匹アプローチをかけたけど、みな無反応だった・・・。


マルキューの「パワークラブ」をはじめ、ガルプとエコギアアクアも試したけど、中々反応してくれない。今まで色々試してダメで、最後の切り札のつもりだったんだけど・・・。たまに気まぐれで口を使ってくれるヤツを捕っていくしかないみたい。


そして、ドーンと来た、103cm!!ネットもなくて、浅瀬に座礁させて、股と両手で抑え込んだ。とりあえずエラにロープを通して、一旦魚も自分も落ち着かせる。


普通の魚って、メーターで10キロが目安だろうけど、巨ゴイには当てはまらない。今後重さは測りたいので、JGFAのハカリ買おうかな?


明るくなるまで繋いでおいて、セルフで手持ち写真を撮ろうか、とも思ったけど、疲れ果てていて気力が続かなかった。竿と並べて記念撮影してリリース。今月目標は、「メーターオーバー3本揃える!」幸先良いスタートを切れました。


タックルは、
ロッド:Dear Monster MX-7S
リール:ツインパワーXD C3000HG
ライン:VAMOS2号直結

ブッコミの方も、時間ができ次第、同時進行でやっていこう。


【2018.5.1 夜】

 夜サイト。昼間気温が上がらなかったから期待してなかったけど、いた。メーター前後と思われるヤツも2、3匹確認・・・でも、みんな食ってくれない。モクズガニがいっぱいいる。



【2018.5.3】

 今日は一日中雨が降り続いて、夜も雨。サイトができないので、ブッコミ用の餌調達に出かけた。この時期はスジエビの確保に難儀する・・・土砂降りの中、なんとか数十匹捕れたところで、嬉しいゲスト、エゾホトケ!!

2018年5月30日水曜日

北の大地の巨ゴイ狙い その3

【2017.8.1】

 事故って入院中のTさん、外出許可を取って鯉を釣りにやって来た。昨夜釣れたポイントで各自一本ずつ竿を出して、スジエビを餌にブッコミをかける。投入して10分もしない頃、Tさんの竿先がフワフワと揺れ出した。巻きアワセると、マルタにしては重々しい引き。なんといきなり本命、64cm!


その10分後、またTさんにフワフワとしたアタリ。アワセるとトラウトロッドがひん曲がった。「また鯉だ!さっきのよりデカい!」10分ほどのファイトの末、浮いてきた鯉は82cm!このポイント、完全に正解だったようだ。都会のメタボ鯉とは違って、スマートな体形でヒレがよく発達してる美形さん。


 その後鯉のアタリはなく、ウグイラッシュに突入。なぜか自分の竿にはアタリが来ず(ウグイ一匹のみ)、Tさんばっかり釣れる。その理由は・・・糸の太さかな。TさんはトラウトタックルまんまのPE1号。自分はナイロン7号。昨日降った雨で増水し、流れも普段より強くなっている。糸鳴りとか、関係ある?ウグイ相手でも明確な差が出て、ライトタックルの必要性を感じた(とか、色々想像するのが楽しい。真相は魚に聞かなきゃわからない笑)。

 病院に帰るTさんを見送ってから、タックルチェンジ。MX-7をスピニングモードにしてして、スピニングリールにPE1.5号。2本針システム意味ねーな、ということで断捨離。流れが効いているので餌が浮き上がらないようにハリスにガン玉を打ってみた。


ライトなタックルにしたら明らかにウグイの反応が良くなった(先入観・・・?笑)。そして18時過ぎに来た、74cm!アタリの出方で鯉とウグイを見分けられるようになってきた(気がする笑)。



【2017.8.2】

 早朝3時から一時間だけ鯉釣りへ。仕掛けを投入して即マルタを2本釣ったところで、フワフワとしたアタリが。ある程度確信をもってアワセると・・・本命71cm!



【2017.8.10】

 朝7時現場入り。最初はほぼ何のアタリもなかったけど、仕掛けを深場に打ち直すと11時半ごろからウグイが頻繁にアタリ出した。


そして正午前、「ジィィィー!」ホントに綺麗な70cm、5キロ弱。

2018年5月29日火曜日

北の大地の巨ゴイ狙い その2

【2017.7.31】

 メインに考えていたフィールドの水が完全に死んでいることを前回確認したので、しっかり水が動いている場所を探して新規開拓。グーグルアースで目星をつけたポイントにやってきてみると、水が明らかに良い。
 今日も餌はスジエビでいく。前回試してみて、ウグイとカレイに大人気だったエビさん。また彼らとの戦いになる可能性が高いけど、ここの鯉も、絶対にエビ好きだと思うんだ・・・。


前回と同じ仕掛けでブッコミ、16時ごろ釣り開始。しばらくしてアタリが出たけどやっぱりマルタ。どこでもいるんだなぁ。


1匹で、2本の針両方を咥えこんでいたり・・・。北海道の鯉釣り師は皆、ウグイに悩まされているのだろうな。


マルタに次いでヌマガレイも登場。こんな上流にも入ってきていることに驚きつつ、「やっぱりエビ餌はポイント選んで使わないと厳しいか・・・」と思い始めた頃、またアタリが来た。竿先が小刻みに震えるアタリに、全く期待せずにアワセを入れると「ドン!」と予想以上の重みが乗って「アレっ?」と思った瞬間、ラインブレイク・・・ナイロン7号、傷んでたか?


「ひょっとして本命だったかも・・・」とモヤモヤしながら仕掛けを作り直して再投入。カレイとウグイを釣っては逃がしを繰り返し、19時頃。「ジッ、ジッ、ジッ」と小刻みにクリックが鳴る。軽く合わせると「ヌーッ」と思い感触が。一切抵抗せずに寄ってきて、足元まで来てから疾走!「本命来たー!」記念すべき巨ゴイへの第一歩、74cm!


それから車で待機してアタリを待っていると、「ジッ、ジッ」とクリック音が。スマホで作業中だったため、「これ終わってからいこ」と放置していると「ジィィー!」と一気に引き出された。慌てて外に飛び出し、竿を手に取ると、メチャクチャ重いけど魚の感触はある。「沈んでる木かなんかの、下をくぐってる・・・」引き出そうと試行錯誤したけど、ラインブレイク・・・クソっ!それからはマルタが活性化して、日付が変わるころまで粘ったけど鯉は現れなかった。


蚊が酷すぎて車で待機しながらの釣りになったが、15分おきくらいにマルタに呼ばれて外へ。その度に大量の蚊が車内に侵入し・・・をエンドレスループ。このポイントは蚊取り線香必須だ。


2018年5月28日月曜日

北の大地の巨ゴイ狙い その1

 2016年春、淡水のヌマガレイとエゾホトケを探して、色んな水辺を見て回っていた際、やたらと大きな鯉が生息するポイントを見つけた。初遭遇時、「なんかサイズ感おかしくね・・・?」とフリーズしたけど、タックル片手に出直した日の夜、103cmの巨ゴイを手にした。野性味ある雰囲気で、これまで釣ったことのある鯉とは全然違う。


その後もその水域で夜の徘徊を続けて、同クラスの巨ゴイを複数目撃。一度、「は!?110以上あるだろ、コレ・・・」というようなケタ違いな個体も目にした。

・・・よくよく考えてみるとこのフィールド、鯉が巨大化する要因しかない。同じことやってトラウトを釣り続けることに燃えられなくなった今、ほぼ前例がない道東の巨ゴイ開拓は熱くなれる気がした。というわけで、手探りでゼロからのスタート。僕の巨ゴイ狙いが始まったのでした。


【2017.7.29】

 まずは漁協へ凸る(そもそも鯉を狙って釣ってもいいのか、とかを確認したく)。漁協曰く、「もう鯉を獲ってる漁師はいないです」「鯉なんて、釣れるもんじゃないですよ」とのこと。何度も「釣れるわけないですよ~」と言われて、送り出された(笑)。最初にやってきたのは、水がしっかり動くポイント。水面には小魚の波紋が出てて、空にはトンビが旋回している。生命感アリ。

 鯉師のホームぺージ(なぜか本気の鯉釣り師はブログではなくHPを運営していることが多い気がする)などを見て軽く勉強したけど、「考えすぎじゃね?」と思ってしまうような、ディープでヲタクな世界観(わかってて、敢えて考えすぎてるんだろうと思う)、面白い。仕掛けも十人十色でよくわからないので、とりあえずシンプルな仕掛けでやってみて、必要であれば凝っていこう。


餌は、ここの鯉が確実にメインで食べているであろう、スジエビ。事前に調達してきた。


14時頃から釣り始めて、夕方までは全くアタリなし。日が暮れてきたところで竿先が叩かれるようなアタリがきた。鯉じゃないのは明らかだけど、アワセてみると何か掛かった。あげてきてビックリ、ヌマガレイのダブルヒットだ(笑)


それからすぐに「ジーッ」とリールから糸が引き出されてアワセるけど、軽い。正体はマルタさん。


夕方、日が落ちていくにつれてヌマガレイとマルタの活性がどんどん上がっていって、仕掛けを投入するたびにどちらかが掛かってくるようになった。本命は姿を見せないけど、マルタの産卵後の動きとか、ヌマガレイが年中淡水で暮らしている事とか、色々考えられてこれはこれで楽しい。



朝までやるつもりが急用ができて帰らなくちゃいけなくなった。夜中12時まで粘ったけど、カレイとウグイラッシュが続いて、鯉の気配は全くなかった。でもまぁ良い感じにスタートが切れたと思う。これから地道にやっていこう。

2018年5月27日日曜日

ウグイ2018 その2

【2018.5.25】

 別水系の堰下へ!初めて来た川だけど、水の色がまだ冬のダメージを引きずってる感じ。案の定、マルタとエゾの姿はなく、かろうじて少数のノーマルウグイが浅瀬でバチャバチャやってるぐらい。ノーマルを釣っていくけど、後から入って来たサクラマス密漁のオッサンが、何度も絡めてくる・・・。


チタラの小さいヤツ、産卵モードのウグイに強い!サクラマスも異常反応してくるので大変だけど、タックルが強く、フックが弱いので、シャクって外せる(リングはスミス製2番に変更済み)


高校生集団がやってきたのでポイントを受け渡し、橋を渡って対岸へ行ってみる。橋の上から川を見下ろすと、ノーマルウグイが群れを成して遡上している。やっぱりマルタの姿は皆無。


対岸の堰下は深く、完全産卵モードにはいる前の段階のウグイたちが溜まってた。この日は日常生活で嫌なことがあって(笑)、ひたすら無心でウグイを釣り続けた。皆、腹パンパン。



この川、ウグイがデカい。この後来るであろう、マルタとエゾも期待できそう(過去に、エゾウグイはデカいのがいることを確認済み。自己記録の43cmを更新できるはず)。


ノーマルを40匹ほど釣り、一匹混ざったエゾウグイ。後一週間したらマルタが来て、6月半ば~7月頭くらいには、大型のエゾも来るだろうか・・・?



【2018.5.28】

 今日は、お仕事関係の用事を隣町で済ませて、いつもの堰が帰りの道中にあったから寄ってしまった・・・。日曜ということもあり、釣り人がたくさん。いつも入る中州にはフライマンのおじさんが立っていて、一等地には入れず、マルタの数も少なく、爆発はなかった。


でも、今日はチタラのオリジナルに反応が良く、リフト&フォールでサクサクっと釣れて気持ち良い。中~大型トラウトを狙うならシングルフックに変えないとダメだけど、ウグイサイズのコイ科を釣るなら、トレブルフックもいいかな(トレブルも、元からついてるやつから、別のに交換してる)。


小型のアメマスが多く、同行のMさんはエックスラップの小さいヤツでポロポロと釣っている。今年の春からMさんもディアモンユーザー笑、MX-7S。


僕も、チタラでアメマスを数匹。今年は、マルタの数が少ない気がするなぁ。




2018年5月26日土曜日

ウグイ2018 その1

【2018.5.19】

 多摩川より一か月以上遅れて、北海道・道東エリアは、ようやくウグイの産卵の季節。「去年あれだけウグイ釣りまくったんだから、今年はもう釣りにいかないだろう」と思っていたけど、気づいたら、堰下ウグイボックスが完成してた・・・。


丁度札幌から、後輩のU君が来ていたので、一緒にいつもの堰下へ。まだウグイの数は少なく、数投目で最初に釣れたのは、よく太ったアメマスだった。


やっぱり季節がまだ早いようで、ポツポツとノーマルウグイが釣れる程度。



「一週間早かったなぁ」と。ということは、一週間後、僕はまたここに来てるんだな、と・・・汗。


【2018.5.23】

 不意にできたフリーの半日を、またウグイ釣りに充ててしまった・・・笑。「まだマルタは来てないかな?」と思いつつ堰に来てみると、もの凄い数のサクラマスが溜まっていた。ワームのジグヘッドリグを流れに乗せていくと、ノーマルウグイがポツポツと。

 
水の音でわからなかったけど、気づいたら隣にいたおじさん。「アカハラ、逃がすならくれ!」猫の餌にするそう笑。


おじさんはサビキで、僕はチタラとかワームで、猫の餌確保~。


おじさんが帰ってから、中州まで川を歩いて渡ってみた。すると、帯を成して遡上するマルタの群れを発見!ジグヘッドを転がして連発する。


産卵を終えてお腹がへこんだ個体もいるけど、



どっちかっていうと、本格的な産卵はこれから!という感じで、腹パンパンの個体が目立つ。



去年は産卵を終えてのタイミングでの釣りだったので、こんなにコンディションの良いマルタは釣れなかった。

 
バックラッシュを直そうと、堰下落ち込みに向けて遠投。「ズドン!」ときて、よく引く。「うわ、サクラマス掛かっちゃった」と、強引に寄せてくると、良い型のアメマスだった笑。


タックルデータ
ロッド:MV-55
リール:アルデバランBFS XG
ラインシステム:PE2号+フロロリーダー5号を30cm程
ルアー:チタラ、チタラミニ、ジグヘッドリグ

この川のエゾウグイは皆小型で、生息数も少なめ。次は、別水系の大型マルタ&エゾを、新規ポイントで狙ってみよう(まだやるのか、俺・・・)。