2020年3月21日土曜日

アフリカツメガエルを釣って捕る

 田舎町に滞在中、道端のドブに生命感が。ん?と思って覗き込んでみると、「あーーっ、アフリカツメガエルだろ、お前!」


急いで宿まで引き返して、MX-1を取り出す。適当なナイロンラインを結んで、小さな針に白いガルプ屑をセット。ドブをランガン開始!まー、素直で簡単に釣れる。笑


日本では、熱帯魚屋さんで肉食魚用の餌として売られてたりするこのカエル、野生の姿を見れて結構感動しました。


道行く人々が「へい、チャイナ!お前、そんなところには何もいねーよ!湖で釣りしろ!」と、ドブの向こう側にあるタンガニーカ湖を指さして忠告してくれるが、「いや、俺はカエル釣ってんだよ!」と、実際に釣って見せたらギャーギャー大騒ぎ。子供たちは怖がってカエルを触ろうとしない。


カエルを狙ってか、タガメまでいた。クララみたいな小ナマズもチョロチョロしてたし、生活排水をそのまま垂れ流してる地獄のような環境で、けろっと生きてる異常性が、アフリカですね。


結果、2時間ほど熱中してやってしまって、こんな感じに・・・。子供たちとはしゃいで釣ってたら、「ミスター、ビジネスだ。俺は緑色の違う種類をもっている。いくらなら買う?」とうざいヤツが来たので終了!


2020年3月16日月曜日

タンザニア、タンガニーカ湖のシクリッド達。

 タンガニーカ固有種のラテスを求めて、1月14日から2月18日までタンザニアとザンビアを旅してきた。旅のインアウトをタンザニアのダルエスサラームにしたわけだけど、結果的にメリットなかったな・・・。タンザニア領では、ラテスは全くダメ。「どう考えてもココだろ!」ってエリアを数日間みっちりトローリングで流して、


このクピと呼ばれるデカいシクリッドが一匹のみだぞ。アタリもその一回きり。泣きたくなった。


タンザニアでの釣り最終日、心が完全に折れて、小物釣りを2時間ほどやってみたところシクリッドが入れ食い!水深30mエリアで色んな種類が次々と釣れてきて、荒んだ心が癒された。



「私は熱帯魚を輸出しているビジネスマンだ。フロントーサ?対岸のコンゴまで行かないといない。この辺では採れないよ」と、町で出会った自称ビジネスマン(胡散臭い)のおっさんは言い切ってくれたが、3匹も釣れたぞ!超嬉しい。タンザニアでの辛かった日々は、この小さなフロントーサに救われました。


「ジィィィー!!!」とドラグが引き出されて「あいやいやいや~」となりながら捕り込んだのは、クピ。また別記事でも書くと思うけど、このタックルおもしれ~。北海道で使うのが楽しみや。


釣りだけじゃなく、旅的にも心が荒んでいったタンザニア。もう二度とこの国を訪れることはないだろうな(笑)。陸路で国境を越えて、次はザンビアを目指す。

2020年3月15日日曜日

2019年末、ラリア弾丸旅!

 昨年末、ハネムーン中の小塚夫妻とオーストラリアで合流して、5泊6日の弾丸レンタカー旅。滞在中2日間、有名なレイク・ボルンバでサザンサラトガを狙ってきました。後輩のS君に紹介してもらったガイドのクリスさんと当日早朝合流して、薄暗い内から張り切ってスタート。日の出と同時に、数組の他オージー艇も出船準備に取り掛かり始めた。


 出国前、クリスにオススメルアーを聞いたところ、「ジャッカルのポンパドール、なんとかスピナーベイトの3/8オンス、OSPのベントミノー、ガンクラフトのジョインテッドクロー!」という返答が・・・。「なら、バンニェイロとスピナーベイトのみでいいや」という判断で笑、少し思いとどまって水面系で使えそうな弱めのラパラのジョイントを追加して、それしか持ち込まなかった。朝マヅメはバンニェイロでスタート。

「絶対簡単ではないだろうなぁ」とぼんやりしたイメージがあって、確実に信頼できるルアーでやりきろうと。が、意外にも開始早々激しいバイトがあってノラズ。朝マヅメの水面は生命感があって、集中して投げ続けているとすぐにまた水面が割れた!クリスがネットで掬ってくれて、ガッツポーズ!


MV-65&バンタムXG
PE4G+40lbリーダー
バンニェイロ(リアを延長してナマズ仕様に)

貴重なトップウォーターでのバイトをモノにできて、ほっとした。初めて手にしたサラトガ、すげーいい色だ。


 バンニェへの2バイトのみで朝のゴールデンタイムは終わって、クリスの指示でアンダーのスピナべにチェンジ。立ち木エリアで、カウントして大まかにレンジを刻んでいく。2回「カッツーン!!」という明らかサラトガバイトがあったけど、ノラなかった。

日が高くなり生命感が薄れていく中、クリスは水の動かない、本湖から離れてだいぶ奥まったところにあるワンドに案内してくる。実績ポイントらしいけど、「釣り人、魚好きとして意見すると・・・外してるよね」とぼやきながら、バックシートからだらだら投げていたら、船べりまできたスピナべにいきなりサラトガが飛びついてきて、かっさらっていった。でっけーーー!!!クリスがネットインしてくれて、その迫力に、手が震える。


サイズとかどうでもいいや。そう思わせてくれる一匹たっだけど、クリスが測ってくれたら・・・78cm。マジでデカいな笑。撮影を終えて、ゆらりと濁った水に消えていくサラトガを見送って、僕のレイク・ボルンバでの釣りは完結した。


MX-7S&ツインパC3000HG
PE2G+シーガー5号
バンタム スウェジー

リーダーは、フロロ30lbと勘違いして、5号使ってた汗。ブレードごと丸のみして食ってきてて、歯でザラザラに・・・シーガーで助かった。


初日、何故か自分にバイトが集中して5バイト2キャッチ。拓矢アニキノーバイト。僕はもう大満足。明日は一日バックシートだ。

 そして2日目、最終日。朝マヅメ、バンニェを封印して二人してプロトルアーを試したが・・・ちょっとこの時点でのプロトの完成度があまり高くなく、貴重なゴールデンタイム・チャンスをモノにできなかった・・・。バンニェ投げてたら、反応はあったと思う。

やはりボルンバ、そう甘くはない感じで、「細身のシャッドテール系5インチくらいのワームで、レンジを刻んで引きたい」と強く思った。迷って持ってこなかったんだよな。日が昇ってからは、昨日と同じくスピナべ。「きた!」水面の水草にスタックして見えない魚体。ドキドキしながら見守ってたけど、出てきたのは、お前じゃねー。ラリアンバス。


スピナべを乱れ打ちして、ひたすらランガンしていく。ボウズ感が見え隠れしだした頃、初めて入る浅いフラットエリアで「うぉぉ、きたぞー!」ネットインして、「よっしゃーーきたーー!!!」3人で大喜びした!本当に良かった。


バッチリ撮影&リリースして、その数投後「あれ?またなんかきた。たぶんバス」いや、ちっちゃいけど、サラトガですよ。笑


直後、同エリアで水面を泳ぐサラトガを1匹目視(この2日で目視できたのは結局2匹のみ)&僕にもよさげなヤツがヒット、即バレ。なんか、良いエリアに入れば反応はある感じ・・・クリス、ちょっと実績ポイントに執着しすぎだな笑(幅狭い筋で、糞オージー艇が後追いしてきて抜かしていった後も、僕らに打たせ続けたりね。「100パーセントここだ!」と)。

もうサラトガは満足!イエローベリー釣りたい!とリクエストしてみると、確信を持って指示してくれた。クリスオススメのイヨケンサウンドで、岩盤打ち。かっけぇ魚!


僕は、2日目はノーフィッシュで終了。笑 まぁなんのせ、少ない日数で二人ともサラトガを手にできて良かった!久しぶりの先進国レンタカー旅、辛いことは1ミリもなくて、ただただ楽しかった。アフリカばっかりはシンドイし、たまにはこんな旅もしていこうと思った。笑 小塚夫妻、たのしい旅をありがとうございました!


ラリアはこれからちょっとずつ刻んでいこう。まだ釣らなきゃならない魚がいる。次はアイツ、長期張り込みで、泥臭くやりたいね。