2017年12月25日月曜日

北の海を豊かに楽しむ カジカその3

【2017.11.9】

 クランクのリップだけで釣れた時点で「何でもいいんだ・・・」という結論に至ったけど、もうひとつ試してみたいことがあった。フロッグ!ボンバージュニアとクロークR。雷魚釣りでは派手なカラーしか使わないので、この2つがずっとタックルボックスの奥底で眠っていた。


ロックフィッシュ専用として、ラトル代わりにボディ内に小さなガン玉を入れ、鉛玉同士の干渉音でカニが蠢く音をイメージ。「ソフトシェルクラブチューン」と命名(笑)。シーリングし、頭と尻に2つ穴をあけて完全シンキング仕様にしてみた。

 ・・・というわけフロッグを結び堤防に立つが、今日はとにかく風が強い。予報によるとこれからさらに吹いてくるらしく、早朝だけで終わらせたい。しかし、ボンバージュニア、開始5分でロスト・・・なんで根掛かる?泣。


気を取り直してクロークR。ボトムを歩くカニをイメージして堤防沿いをテクトロで探っていくと、「ドンっ!」ためて、雷魚フッキング。来たー!!


それからもアタリが頻発。DD22始め、各種プラグと比べるとアタリの出方が違う。フロッグが一口サイズなのもあるだろうけど、明らかに強いアタリが来る。丸飲んだ状態でフッキング!



釣れることはやる前からわかってたけど、正直、想像以上の好反応。




カジカもカエルみたいな顔してるから、画として面白い(笑)。


タックルは昨日と同じ。MX-7にスピードマスター、PE6号。



ガンガン当たってくるから、サイズアップを狙って釣り続けていると、「ドンっっ!!」と一際大きなアタリが。ためて、フルフッキング・・・アワセ切れした。PE6号直結だったけど、ここらは海底に岩がゴロゴロしていて、ラインが岩に触れている状態でフッキングしてしまった模様。


今後機会があったら、クロソイのデカいやつとか、ウサギアイナメとか、フロッグで釣ってやろう(笑)。今後のロックフィッシュ、新たな楽しみができました。・・・フロッグがなくなったところでCDマグを投入し、風が強くなってきたところで終了。楽しかった!


2017年12月8日金曜日

北の海を豊かに楽しむ カジカその2

【2017.11.8】

 今日はたくさんルアーを持ってきたぞ!でも、断捨離が趣味の自分、そもそもそんなにたくさんルアーを持っていなかった・・・。元々あまりルアーに詳しくない上、海外で使うとなったら間違いないラパラばかり集めちゃう。


まずは一番苦労する(もしくは釣れない)と予想しているスーパーシャッドラップ(フローティング)。17gのシンカーじゃ沈まず、17gプラス21gのテキサスシンカーを鼻先に付けてボトムへ直行してもらった。10分ほどテクトロしたところで「グン」来たーーー(笑)


これだけはさすがに難しいかと思ってたけど、釣れちゃった。アタリは弱々しく、好奇心で手(口)を出した感じ?因みに、今日は扱うルアーが大きいので、タックルチェンジ。ロッド・MX-7、リール・スピードマスター201、ライン・PE6号(直結)。


次はX-RAP ジョインテッドシャッド(という名前らしい・・・)。サイズ感はスーパーシャッドラップと変わらないけど、「ジョイントだし動きも弱めなイメージだから、多分釣れる」と踏んでいた。着底数アクションで「グン」。こんなちっちゃいのによく食ってくるな!


次はべベルのビッグベイト「Anima」。小塚さんからもらったけど、「べビメタカラー」がお気に入り!・・・まぁ尻尾にワームが付いてるからね。これも着底数アクションで乗ってきた。


次はCDマグナムシリーズ。これはやらなくてもわかる。まずは14。


11レッドヘッド。なぜかアタリが遠かった。外道でクリガニをゲットし、


なんとか達成。カラー関係あるか?(笑)


11ボラ。一撃。


次はモンキスのボードベイト、「シルル(単体)」。水深があるところでバーチカルに使うのがそもそも間違えている(笑)。フックがボディ穴に絡まりまくってちょっと苦労したけど、ちゃんと釣れたぞ。


・・・と、サクッと釣りたかったルアー全てで釣れちゃった。ロッドをMV-65に持ち替え、サイズを狙ってDD22を投入。





最大はコイツ、48cm。過去に50チョイのも釣ったことがあるけど、ここはそこまで大型は出ない感じ。


やっぱりDD22は好きみたい。バックリ。


飽きてきたところで、CDマグをシンカー付けず単体でスローに探ってみる。前回は7であまり反応が良くなかったけど、今回は11&14。これがハマった。DD22と同レベルか、それ以上に釣れる!


ゆーっくりフリーフォールさせて、着底、竿で軽く聞くと「グン、グン」既に食ってる!パターンが多かった。落ちてきてるCDマグをロックオンして、射程圏内に入るのを今か今かと海底で待ち構えているのかな?とか想像するとちょっと笑える。





意外と歯が鋭いカジカ、ラパラが細かい歯傷で育っていって嬉しい。


暗くなってきたところで白のCDマグ14に変更し、日が落ちたところで納竿。明日は新たな「武器」を持って、早朝からカチ込む・・・。


カジカ編 その3に続く

2017年11月29日水曜日

北の海を豊かに楽しむ カジカその1

【2017.11.6】

 ケムシカジカを達成した翌日、新たなターゲットを探して漁港で聞き込み調査&釣り。「たまーに、コマイやカレイの外道で釣れるよ」「あんなもんカモメの餌だ(笑)」「潮止まりのタイミングで釣れる」「ここよりあっちの堤防が良いよ」・・・サンドワームで探るが、本命は現れず。


カレイと思われる反応がチラホラと。他には小さなアイナメ(ハゴトコ?)とカジカが一匹。




サンマを餌に大マイ・コマイを爆釣するおじさん。その隣でサンドワームを投げてみるも、アタリゼロ・・・狙っている魚も、サンドワームじゃない感じがする。いつも通りサンマさんに頼るしかないな。


というわけでスーパーを覗きにいってみるも、ド田舎過ぎて大型スーパーが見つからず、鮮魚が全然売っていない。悩んだ末、「某魚狙いは、体制立て直して出直そう」・・・もう一つやりたかったことを試すべく、別の場所へ向かった。

 やりたいこと、というのは、クランキングでのカジカ釣り。「クランキング」というと語弊があるか、「クランクのテキサスリグ」(笑)。中古で買い集めたノーマンDD22!


1投目、ボトムを取ってトン、トン、トン、「ゴン!」・・・マジか。フッキングしてゴリ巻きするも、水面で外れた。貴重な一匹が・・・と思ったけど、そんなことなかった。すぐにまた来た~!


アタリの出方が「ゴン!」と力強い。連発!







今日のタックルは、ロッド・MV-65(プロトのファストテーパータイプ)、リール・14スコーピオンHG、ライン・ナイロン20lb。ロクゴー、足場の良い漁港でのお手軽ロックフィッシュ(でも大型も出る)釣りにも良い感じ。


悲報(笑)。魚がぶら下がった状態でリップを掴んで持ってしまった。


・・・もう、これだけで釣れるんじゃね?ということで、折れたリップの形を整えて、フックを付ける。根掛かりしてロストするのが嫌だったので、シンカーだけタングステンからナツメ錘に変更(笑)。


10分くらい頑張って(だいたいクランクだと1匹/数分ペース)、「ゴン!」丸のみ!今回一番嬉しかった一匹、ひとりで笑ってしまった。喉奥から出てるのは、北海シマエビの触角。ここで釣れるカジカの8割は、だいたい口の中にエビがいます。


もう一個持ってきていたチャートのDD22に変更し、十数匹釣ったところでロスト・・・。




タックルをライトにして、ルアーボックスにあったCDマグナム7を投入してみる(フォール姿勢が美しく、底で立つのがグッド)。さぞかし釣れるだろうと思いきや、これが意外とそうでもなかった。


シルエットも細身でエビっぽいし(DD22と比べてねw)釣れる要素しかないと思ったんだけどなー。クランクで釣れていた魚より明らかに小型が多くなった。


DD22のゴロゴロラトル音が良いのかな。それプラス、単純にルアーサイズによるアピール力の違い・・・?アタリの出方も弱くなったけど、「モゾモゾ」当たっても、こういう感じで掛かってたりする。どんな食い方してんだろう・・・。



それでもポツポツと釣れて、最後に良い型のが出てくれました。今日はこれでお終い。次回はもっと色んなルアーで「遊んで」みよう(笑)。


カジカ編 その2に続く