2021年6月30日水曜日

月刊Angling MONSTER 6月号

 【毎月30日更新 月刊Angling MONSTER 6月号】

●今月のロックフィッシュレポ
 北海道のロックフィッシュ、真剣にやり始めて今年で2年目(場所開拓は3年前からスタート)。「2021年の目標」で書いたように、『今年は結果を出していく年にしたいと思っています』・・・とりあえず、有言実行できました。また後日、自分用の釣行記を書く予定なので、ここではサッと報告でいきまーす!

 今シーズンはコイツからスタート。このタイミングで、この一匹に巡り合えたのは、自分にとって色んな意味で相当デカい!そして、コイツのおかげで、ひとつ確証を得る事が出来ました。

(記録更新、そのイチ。胸びれがでっかい、宮城のベッコウサイズ)

「一か八か、●00キロ走って現場に着くとドカ荒れ激波・・・一投もせずに帰る」なんてこともあったなぁ。「徹夜で●00キロドライブ後、夕方まで釣りして子ソイ一匹、翌朝仕事なのでそのまま帰る」とかも、ある。「頑張っても報われない」事って別に普通だし、そんなに精神的ダメージは負ってないんだけど、「釣れるまでやるぞー」ってゆるゆると続けて、そして、想定外の一匹が出た・・・!

(記録更新、その二。「最終目標」達成・・・!たとえ究極まで突き詰めたとしても、最後に問われる「運」・・・僕に釣られてくれて、ありがとう!)

そんなこんなで、気持ちにある程度余裕ができたところで、今年も新規開拓スタート。やっぱ初場所は旅的な気分になれて、楽しいんだよね。ダメ元で動いてみて、予想外に結果がついてくることもたまにはある。

(記録更新、そのサン。ショアに限定すると、比較的数が少ないと感じるコイツ。来年以降も再現性あるかはわからないけど、密集地を発見した!)

 そんな感じで、上半期での「北海道ソイのサイズ狙い」は、三種とも自己記録更新・・・出来る限り、最大限の努力をした!それは事実で、頑張った自分を誇りに思います。あと、ベッコウゾイ遠征で学んだ事が確実に活きた。・・・謙遜したり、語ったり、色々やるとダサいと思うから、これぐらいにしときます(汲み取って笑)。あとは、後日更新する釣行記で!


●「ディアモンスターMX-8+」×「大型ロックフィッシュ」、タックル考
 ロックフィッシュ釣果報告ついでに、タックル紹介とザックリ感想を。今年頭の東北遠征(磯ロック)から、上半期北海道(各シーン陸っぱり)、ずっと使い続けているのが、MX-8+。


(何度もしつこく、ベッコウの写真出してごめんなさいね。でも、めちゃくちゃ嬉しかったんだわ!笑。by MX-8+)


(ベッコウの外道で出た自己記録のアイナメ54cmも、8+にて。)

タックル組みは、
MX-8+
ビッグシューターコンパクト&ビーストロケット
フロロ7号
スピンドル5インチ/約10~21gテキサスリグ

(写真ではガルプのイールがついてますが。ベッコウの最大魚をスピンドルワームで捕って以降、今年はメガバスワーム縛りでやってます。)

ベッコウ遠征では実釣30日の内、8+を投入しなかった日は2、3日くらいしかなかったんじゃないだろうか(MX-9Sと併用)。今年上半期の北海道では、9割がた上記タックル組みで通しました(残1割は、プロトのスピニングを試験的に使用)。

(良型シマゾイ、磯にて。赤いリールは、今シーズンから導入したビーストロケット。ダサいけど超ハイギアでフロロ7号が100m入る、実用的)

去年の初期は、クロソイの50アップを狙うのにもフロロの20lbを使っていたけれど(明らかな大型相手に、2回ブレイクを犯しました・・・)、今となってはありえない。磯でのベッコウ戦では「シーガー船ハリス6号」を使い続けてみて、「とりあえずこれで必要十分」と思えた。その後、「でも、結局、僕のスタイルだと近距離戦が殆どなんだよな」という結論に至って、「同7号」まで上げた。

(コスパ最強、「シーガー船ハリス」の7号。場所にもよるけど、ガチでやると一日の釣りで全巻き替えってこともよくある・・・ので、まとめ買いした。余ってる6号は、アフターのアイナメ狙いで使おう。)

そんなわけで、魚を釣る上で一番大事なモノ(のひとつ)、糸。「フロロ7号」を基準にしてタックル組みを考えていきたいので、結局やっぱ、ディアモンで良かった(笑)。釣具屋でハードロックなロングベイトロッドを色々触ったりもするけど、マイクロガイドとか怖くて僕には扱えない。


んで、「MX-8+」×「大型ロックフィッシュ」、各点を簡潔に言及すると、
操作性→ルアー特化ロッドなので、長くて強い竿ながら各種リグのリフトフォールも軽快。
感度→必要十分。
ティップがちゃんと入る食い込みヨシ(フォールで食ってて、次持ち上げた時の「グン・・・グングン」で気づく事って結構あるので重宝します)。
バット強い→バットのパワー感を意識して、ゴチーンと貫通させるようなフッキングがしやすい(意識してやりやすい、って感覚、伝わりますかね・・・?)。
フッキング後のトルク→8+でのモンキスさん&ユーザーさんの他魚釣果を見てもらえたら・・・ディアモン、特にMXシリーズは、曲げてたら勝手にグングン復元してくれる感覚があります。上の記録クロソイは足元で食ってきたのだけど、昆布森の奥で掛けて、障害物にラインがおもいっきりスレながらも10秒くらいで水面に浮きました(ドラグフルロックを思わず解除する引きだった)。
根掛かり回避能力→コレだけは、やっぱり専用ロッドには大きく劣ると思われ・・・。1オンスとかのヘビーリグをブン投げて広く探るとかなると、不利な場面が確かにある。ただ、僕の場合、各種ソイ狙いではデイゲーム・ライトテキサスでの近距離戦(~飛ばして40mくらいか、)が主なので・・・自分のスタイルでは、今の所気にならないです。
コンパクトに収納&壊れない→竿の性能的な話とはちょっと逸れる・・・というか、ディアモンスターというロッドの、本質的なところ。ハードな磯をフィールドとした場合、ポイントにエントリーする前にリュックに仕舞って両手フリーに出来るってのはまず大きい。釣りの最中に転んで竿を磯肌に思いっきり打ち付けたりとかもある・・・けど、ディアモンは、壊れづらいよ。

・・・「なんか、ディアモンってちょっとダルいですよね〜」とハタチくらいの若者たちに言われたりするけど、この「モチっと感」が、世界の釣り旅では重宝される部分だと思うんだよね。で、ディアモン(MX-8+)でロックフィッシュを本気でやれんのか・・・ということは、僕が示す結果をみてくれ、と。笑



(2021年、MX-8+にて、北海道ソイ3種自己記録更新・クロソイは、62cm・・・セルフ撮影ゆえ同じ構図でマヌケですが、ご愛嬌笑。)

・・・とりあえず、ロックフィッシュ戦ファーストシーズンは一段落。セカンドシーズンは、初冬かな?新たな切り口で、引き続き場所開拓に注力しようと思います!まだまだ、いくぞ。

(後半戦に向けて少しずつ、装備を整えていこっと。MXー7Sと、いにしえのMXー8も投入予定。ナメさん修行も、また行かねばならない。)


●今月の遡上アメマスレポ
ただひたすらに、「釣れないコト」を徹底して確認した6月でした・・・渇水で状況悪いのもあるけど、魚が居ない。時期的に、まだ早いんだろうか?

(50ちょいの綺麗な魚。MX-6、コンクエストBFS、PE2.5号、リーダーフロロ5号一ヒロ。今年は久しぶりにロクをよく使ってみてます。)

それでも、ラパラF18で釣れたのは嬉しい!この一匹の他にも1バラし。気持ちが乗るルアーだけど、リップはスコッと抜けるし、補強しても折れるので、ポイント選んで使わなきゃいけないね・・・。


遡りアメを探して目星をつけた区間はほぼ全部歩いて(ウェットスーツで泳いだりしながら・・・)、釣果は50アップが2本、他11ヒット8バラし3子アメ。呪われてるのかってくらい、バラしまくった・・・内一本はグネグネ暴れる姿を確認したけど60くらいあったかな。そして、最大魚は写真撮る前に逃亡しました泣。


先月までは狙ってたけど、ここで釣れるとファック鯉。全域に遡上してきていて、川が侵略されている・・・数年前まで、こんなにいなかったんだけどなぁ。ウグイ達は相変わらず群れてるけど、今年は鵜がすごい数で襲撃してるし、デカいカワヤツメもさっぱり見えなくなった。


今月でポイント把握、適合ルアー選択、とりあえずやれる事はやって、あとは季節が進むのを待つのみ、かな?3月から地道にやってるけど全く結果がついてこない本流アメマス、来月はそろそろ良いヤツ捕りたいぞ・・・!

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 今月は、こんな感じで〜。ロックフィッシュ、まずはやり切ったかな?プレッシャーから一時開放されたので、これから秋まではトラウトに力入れていこうと思います。なかなか釣りに行けてなくて、発破かけてやってかないと・・・本当、一ヶ月があっという間。次の固定日更新は7月30日に(釣行記も更新するよ)、それじゃ、また!