2021年3月12日金曜日

東北のベッコウゾイを追う その2

【東北ベッコウチャレンジ5日目】

 特に何も起こらない日々が続き、とんで5日目。初日に42cmを釣ったワンドに再び入ってみることに。ベイトタックル(MX-8+)に続いて、スピニングMX-9Sも導入することにした。風が強い日が多く、可能な限りベイトタックル(フロロ6号)で探り切って、届かない範囲はロングスピンで遠投してカバーしていく。


30日間の釣りを通して、自分のロックフィッシュ・タックル考はドンドン変化していったのだけど、この時は「スピニングの操作のラクさ(いつも風は強いし、感度はPEだから良いし)」と、「MX-9Sで結果を出したい」という思い入れで、9Sを握っている時間が長かったな。この日、初日に42cmのベッコウが出たワンドに入りなおしてみた。ちょっと荒れすぎかな・・・。


アイナメのアタリが多く、なるべくフッキングしないようにしてかわしていると「グン、グン」とそれっぽいアタリ!一瞬潜られたけど、難なく出てきた。30センチクラスのベッコウ!


一通り美味しそうな箇所を撃ち終え、少し立ち位置を替えて、「まぁ、ここは違うだろうなぁ・・・」というピンに一応入れてみる。と、「グンッ」とベッコウのアタリ!「マジか!」とテンパりながらフッキングの体勢に入るけど、どう頑張っても手前の張り出した岩にメインのPEラインが掛かっている状態。結果、アワセが中途半端になって、巻き上げ途中でフックアウト・・・泣。「ぐぁぁ~~!!」と叫んでから、もう一投。「グン・・・」・・・マジかよ。ラインの角度は問題ナシ、スイープにドスッと掛けて、巻き上げ、抜き上げた!


腹パンパンのプリプリのメス。「今晩産みます!」ってくらいの感じ、サイズすら測らず、数枚写真撮って即リリースした(ちょっとだけ、お腹から仔が出てきてた・・・ごめん)。しかし、フックアウトして、また食ったのか。最初にフッキングした後(針掛かりしてなかったのかな。)、底を切って3、4mは巻き上げた感覚だったけど・・・。


一旦町へ戻り、装備を整え直してきた今回。初回で沢があることを確認していたため、水の持ち込みはしなかった。潰した空のいろはすボトルを持ち込んで、沢で水を汲み、煮沸して飲み水に。料理にはそのまんま使った。


毎日毎日同じメニューだけども、一日一食だとこんな飯でも楽しみになってくる。ベッコウが釣れた日のカレーは、美味い!


東北のベッコウゾイを追う その3に続く


【ネウさんフォトギャラリー★】

記事中には登場しない、アイナメさん達の写真集です。「カーン」っていう硬質なアタリで「あ、アイナメだね」ってわかるんだけど、たまに元気ないヤツが「ヌン・・・」みたいなベッコウっぽいアタリで食ってきて、ドキドキさせられます(笑)。









アイナメの50アップは一本だけ出ました。北海道以外で、このサイズに触れられて感動した!この魚は、また別記事に登場してもらおうと思います。


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