2021年4月2日金曜日

ウサギアイナメ開拓その1

【2020ウサギ開拓1日目】
 ロックフィッシュに奉げた2020年。秋、数年ぶりにウサギアイナメを狙ってみることにした。ここ数年で一気に釣り人が増えて、釣り場も有名になり、魚もかなり減った気がする・・・

「北海道僻地で、わざわざ人が入りまくってるようなとこで、ロックフィッシュはやらない!」というのが僕のモットーで、自分だけのポイントを探してみることに。息を切らしながら崖を上り下り、やっと海岸線まで到達。画像じゃわかりずらいけど、結構な断崖。地盤ももろくて、恐々降りてきた。


ロッドはテスト中のMX-9S。この日はかなりの荒れ模様で、爆風すぎて波ザバザバ、リフト&フォールすら無理。全体的に遠浅っぽいので、スピンドル5インチのスイミングで広範囲をサクサク流して探っていく。


「絶対俺しか入ってない!」と言い切れるポイントだったけど、魚がいなかった・・・(泣)。昆布はしっかり生えてるけど、全体的に2~3mのシャロ―帯。この時期は慢性的に荒れていて、産卵エリアとして適していないのかもしれない。


ちょい投げしたら届く距離にアザラシも登場して、「終わってんなぁ・・・」と絶望しながらスピンドルをマキマキしてると、「カン!」と当たった!大きくはないけど、開拓行で手にした一匹は嬉しいね。婚姻色に染まったオス!少数ながら産卵組は一応いるのかな。


その後海はさらに荒れ模様となり、この一匹のみでこのエリアを後にすることに。「崖は降りるより登るほうが簡単」ということは学んだけど、帰り道は結構地獄だった。期待に反して釣れなかったしね・・・。

 その後別エリアに入って山に入るも、上り下りしただけで海岸線に到達できずに、また大きく移動。日没直前に何となく斜面を降りてみると、意外と簡単に海岸まで抜けられるルートを発見!急いで車まで引き返してタックルを組み、夕まづめアタックをかける。全体シャローのワンド、スピンドルをスイミングさせると「カァーン!」と良いアタリ。婚姻色バリバリのオス!


まづめパワーか、その後オスが2連発。フッキングミスが一回。全部当たってくるのは婚姻色の出たオスで、このワンドは産卵エリアになってるみたいだ。一気に日が暮れて、この日は終了。


サイズが出たわけでも、数釣れたわけでもないけど、なんとなく「やっぱ、未開の楽園はまだどこかにある」と手ごたえを感じた開拓初日でした。

「ウサギアイナメ開拓その2」に続く。

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