2019年3月3日日曜日

浮島の肺魚エチオピクス漁 その4

 翌朝仕掛けを確認しにいってみると、最初の穴で餌のナマズが傷ついて死んでいた。「これはマンバが食いついたけど、針にはかからなかったんだ!」とオヤジは言う。「そうも考えられるけど・・・うーん・・・」と、正直なところ僕は半信半疑。


「50本仕掛けたから、1、2匹は掛かっているぞ!」とオヤジは言うけど、ここはアフリカ(笑)、全然楽観視はしていなかった。その後も置き針をチェックしていくと、7、8個目の穴で、仕掛けを引っかけてあった‘‘横棒’’の茎が、水中に引き込まれている・・・うわ、本当に掛かってるぞ!!


本命のエチオピクスだ!仕掛けを手繰ると首を振って抵抗する。この種にしちゃ全然小型だけど、パワーが結構凄い。


水面まで引っ張り出して、オヤジがナイフで頭を叩いてから、エラの穴に指を突っ込んで捕り込み成功!こんな早々に結果が出るとは思ってなかった・・・!


オヤジの予想は当り、さらに仕掛けのチェックを進めていくと、また掛かっていた!最初のヤツよりちょい大きい。


 オヤジの予言通り、50本仕掛けを入れて2匹ゲット。「今は乾季だから数もサイズも出ない。雨期はこんなもんじゃないぞ!」と断言するオヤジ。ウガンダにやってくる前、ケニアでは「釣れるぞ!」と断言されて、ひとつも良い方向に進んだことはなかった。でも、このオヤジは間違いなくホンモノだ。確信を持って断言している。今回特大クラスは出ないかもしれないけど、あと2日、オヤジと共に仕掛けを入れてサイズアップを狙ってみようと決めた(続く)。

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