2019年3月1日金曜日

浮島の肺魚エチオピクス漁 その2

 イカした肺魚オヤジ曰く、「餌はナマズだ!」。オヤジが町で買ってきたというナマズを見せてもらうと、クラリアス系の小ナマズ。小型種みたいでアカザみたいで可愛い。空気呼吸もするこのナマズ、とにかく生命力が強くてキープもラク。生き餌にはもってこいだ。


「ヌルヌル滑るから、これがないとダメなんだ!」と、生臭いボロボロのセーターの切れ端を、手袋替わりに装着するオヤジ。これでナマズを掴んで、背中に針を刺す。生き餌の扱いも、針の刺し方も、アフリカ人とは思えない繊細さ。アフリカに諦めている部分は大きいけど、このオヤジは他とは違うぞ・・・!


因みに、ケニアでは延縄でナイルパーチを狙う爺さんに世話になったけど、「どーやってもこれ刺さんねーだろ!」というような、鈍ってる、というか「針先がもう、なくなってる」中華性の極太フックを無理やりテラピアにブスーッっとさして、ポイっと流していくだけ、とにかく雑だった・・・(でも、アフリカの魚もそこまで繊細じゃなくて、そんなんでも釣れちゃったりする・・・可能性を極限まで下げているのは間違いないけど)。


過去4回行ったコンゴは全てにおいて、ケタ違いに酷くて、「アフリカだから。仕方ない。」と諦めている部分は大きかった。だから、今回初めてアフリカで「ホンモノ」の釣り師に出会えたことが、驚きで、嬉しかった!(続く)

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