肺魚を「釣る」上で考えないといけないと思われるのは、エグいキバ。水槽の中ではヒーターを噛み割ったりすることもあるらしい。
というわけで、ウガンダの田舎町の宿に着いて、まずは50本近くのワイヤー仕掛けを用意した。たぶん、竿を使って釣るとなると、難しい話になってくるだろう。ウガンダには他にも見たい魚がいて、エチオピクスだけに日数を割くことはできない。延縄や置き針にして、魚が掛かった状態で長時間キープされることになっても、噛みちぎられないように。
目的の湿地に到着し、聞き込みを初めてすぐ、イカしたオヤジが登場した。さらに、目的のエチオピクスも早々にお目見え!
やっぱり野生個体はカッコイイ・・・!オヤジが今朝捕ってきたらしい。
「夕方に針に餌を掛けて、翌朝確認しに行くんだ」というオヤジ。やっぱり置き針だ。湖には、水面に浮かぶ水生植物の塊が合体してできた、文字通りの「浮島」がたくさんあった。オヤジに教わったのは、その浮島に船をつけて上陸し、穴を掘って、そこに針を一本一本仕掛けていくという、目から鱗な置き針釣法だった!
(一気に掛けないので、エチオピクスの話、続きます)
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