その後もその水域で夜の徘徊を続けて、同クラスの巨ゴイを複数目撃。一度、「は!?110以上あるだろ、コレ・・・」というようなケタ違いな個体も目にした。
・・・よくよく考えてみるとこのフィールド、鯉が巨大化する要因しかない。同じことやってトラウトを釣り続けることに燃えられなくなった今、ほぼ前例がない道東の巨ゴイ開拓は熱くなれる気がした。というわけで、手探りでゼロからのスタート。僕の巨ゴイ狙いが始まったのでした。
【2017.7.29】
まずは漁協へ凸る(そもそも鯉を狙って釣ってもいいのか、とかを確認したく)。漁協曰く、「もう鯉を獲ってる漁師はいないです」「鯉なんて、釣れるもんじゃないですよ」とのこと。何度も「釣れるわけないですよ~」と言われて、送り出された(笑)。最初にやってきたのは、水がしっかり動くポイント。水面には小魚の波紋が出てて、空にはトンビが旋回している。生命感アリ。
鯉師のホームぺージ(なぜか本気の鯉釣り師はブログではなくHPを運営していることが多い気がする)などを見て軽く勉強したけど、「考えすぎじゃね?」と思ってしまうような、ディープでヲタクな世界観(わかってて、敢えて考えすぎてるんだろうと思う)、面白い。仕掛けも十人十色でよくわからないので、とりあえずシンプルな仕掛けでやってみて、必要であれば凝っていこう。
餌は、ここの鯉が確実にメインで食べているであろう、スジエビ。事前に調達してきた。
14時頃から釣り始めて、夕方までは全くアタリなし。日が暮れてきたところで竿先が叩かれるようなアタリがきた。鯉じゃないのは明らかだけど、アワセてみると何か掛かった。あげてきてビックリ、ヌマガレイのダブルヒットだ(笑)
それからすぐに「ジーッ」とリールから糸が引き出されてアワセるけど、軽い。正体はマルタさん。
夕方、日が落ちていくにつれてヌマガレイとマルタの活性がどんどん上がっていって、仕掛けを投入するたびにどちらかが掛かってくるようになった。本命は姿を見せないけど、マルタの産卵後の動きとか、ヌマガレイが年中淡水で暮らしている事とか、色々考えられてこれはこれで楽しい。
朝までやるつもりが急用ができて帰らなくちゃいけなくなった。夜中12時まで粘ったけど、カレイとウグイラッシュが続いて、鯉の気配は全くなかった。でもまぁ良い感じにスタートが切れたと思う。これから地道にやっていこう。
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