【2015.3.17】スリナム7日目
というわけで、動く城はウィネルに任せて、パウロと共に一気に河口まで下って小さな支流に入った。本流の河口は透明度ゼロの白濁色だったけど、支流を遡るにつれてどんどん水は黒く、コーラのような色になっていった。
しばらく進むと、ターポンの呼吸が見られるようになってきた!「トローリングだ」。古田君と僕とで左右に竿を出し、パウロも操船しながらルアーを泳がせた。
ビゴットを引っ張る古田君にバイトがあるも、ジャンプ一発でバラシ。直後、僕にもアタリがあり、「ドッパーン!」と1mぐらいのが水面を切り裂きジャンプして、そのまま外れた。水面を泳ぐ蛇を見つけて、引っ掛けた、
というわけで、トローリングに集中することにした。古田君はビゴットで深い層を引いているので、フローティングミノーで上のレンジを探っていく。すぐに「ドン!」とアタって、「ドッパーン!」とジャンプ。来た!
リリースした直後に、パウロがバラシ。そしてまた僕にヒット!船べりで100点満点のムーンサルトジャンプを一発、気持ちの良い魚でした。
再びトローリングを開始すると、僕に「ガッ!!」と強いアタリがあったけどノラズ。次はパウロに来た!
お子様サイズの可愛いターポン。「デカく写してくれ!」と魚を前に突き出してくるパウロ(笑)
「ターポンは海には腐るほどいる。キープしても問題ない」とパウロ。僕の周りの誰に聞いても「不味い」と言うけど、パウロの料理法ならイケるな・・・とは思う。でも、もっと美味い魚もたくさんいるのに不思議だなー。
そして最後。ちょっと焦りの表情を浮かべていた古田君に、ようやく来たー(笑)。
ターポンに癒されてからは最河口まで一気に下り、基地から荷物を撤収。車で街まで戻り、パウロとウィネルとは再会を誓って別れました。翌日僕は怪物タライロンを求めて、スリナム奥地へ。翌々日、古田君はガイアナのピラルクー村へ再び・・・と、僕らの旅は続きます。
スリナム・アニョマーラ編へ続く
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