【2015.3.10】スリナム1日目
羽田~パリ~オランダと乗り継ぎ、現地時間10日の夜にスリナムの首都、パラマリボに到着。
夜の異国に降り立ったけど、治安の悪そうな感じはあんまりしない。
空港から出ているバスに乗り込み、中心街の宿へ直行する。
宿は、ピライーバ釣りガイドのパウロに紹介してもらった「guesthouse Twenty4」。Wi-Fiフリー、ひとり部屋が75スリナムドル(約2700円)。日本から予約していったけど、メールのレスポンスも早く、スタッフの皆さんもいい感じ。チェックインしてからはやることもなく、夜中で飯屋も全てしまっており、ひもじい思いをしながら就寝。
【2015.3.11】スリナム2日目
朝早くに目が覚め、街を散策しに行く。
元オランダ植民地のスリナム、街中には綺麗なヨーロッパ風の建物が並ぶ。パラマリボの街並みは世界遺産に登録されているらしい。
キリスト教の木造の教会。
あてもなくブラブラしていると、小さなドブ川を発見した。釣り人の性、水辺があると覗き込んでしまう。
サギのような鳥がソワソワと水辺を散策している・・・しばらく観察していると、水面に波紋が次々現れた。なんと、40~50cm位のターポンの群れが入っている!
2、3cmのグッピーのような小魚を追い込んで捕食していた。水辺のサギは、ターポンに追われて打ち上げられた小魚を拾い食いしている。
中華を食べてリフレッシュ!スリナム、首都のパラマリボはもちろん、ド田舎の村でも中華屋さんがあって癒された。日本の感覚で注文すると量が半端ない、二人でこれだけ食べて1000円くらい。
明日から釣りが始まる。夜は宿の猫と遊びつつ、リーダーを組んだりして過ごした。
【2015.3.12】
昼前にガイドのパウロと合流して、車で目的の川を目指す。町を離れる前に釣具屋に寄り道。ピライーバ狙いに必要なオモリを購入した。かなり品揃えが良くて、ラッキークラフトやジャッカルといった日本製品もズラリと並ぶ。何に使うんだろう・・・。
道中食料を買い込みつつ、3時間程走ったところで目的の川に到着した。
完全に潮の満ち引きを受ける河口域、ここから川を船で遡るらしい。
パウロ達が出発の準備をしている中、ふと浅瀬に目をやると、生命感が・・・ヨツメウオだ!!急いでスピニングタックルを組み、小さなルアーを放ると猛追してくる。が、キャッチならず・・・。
河口から遡上すること一時間ほどで、パウロの部下、ウィネルが待機する移動式の水上家屋に到着した。ベッド、冷蔵庫、キッチンが備え付けられていて、ボートで引っ張って移動もできる。
今日竿を出すポイントはもうちょっと上流らしく、ウィネルと僕らで別船に乗り込み、川を遡る。パウロは基地を船で引っ張ってきて、後から合流するという。
パウロと別れ、一時間ほど上流へ走ったところで、支流が本流にぶつかるポイントが現れた。僕らの前に来ていたチームはこのポイントで4匹のピライーバを釣ったという。初日は餌が準備されておらず、川までの道中、中華系スーパーで間に合わせとして買った冷凍テラピアを餌に、仕掛けを投入していく。
誰がどう見ても良いポイントだけどアタリなし。3時間ほど粘ってから、明日からの餌を捕るための刺し網を仕掛けつつ基地へ戻った。
基地の柱には竿立ても備え付けられていて、常に仕掛けを投入しておける。言うまでもなく、ピライーバの確率を少しでも上げるため、出来る限り長い時間、仕掛けを川に沈めておく。
夕飯の後、ウィネルが刺し網を回収しに行った。結果、クルビーナと変なナマズのみ。明日からの餌がちょっと心配だ・・・。
パウロは「焦らなくても、きっと釣れるさ」と言う。パウロ達は朝5時から動いてくれていたようで、お疲れ気味。明日からに期待して11時には床に就いた。
ピライーバ釣行2日目に続く
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