2018年1月13日土曜日

ピライーバ、辛イーバ遠征その1

(スリナム到着~ピライーバ狙い初日)

【2015.3.10】スリナム1日目

  羽田~パリ~オランダと乗り継ぎ、現地時間10日の夜にスリナムの首都、パラマリボに到着。


夜の異国に降り立ったけど、治安の悪そうな感じはあんまりしない。


空港から出ているバスに乗り込み、中心街の宿へ直行する。


宿は、ピライーバ釣りガイドのパウロに紹介してもらった「guesthouse Twenty4」。Wi-Fiフリー、ひとり部屋が75スリナムドル(約2700円)。日本から予約していったけど、メールのレスポンスも早く、スタッフの皆さんもいい感じ。チェックインしてからはやることもなく、夜中で飯屋も全てしまっており、ひもじい思いをしながら就寝。


【2015.3.11】スリナム2日目

 朝早くに目が覚め、街を散策しに行く。


元オランダ植民地のスリナム、街中には綺麗なヨーロッパ風の建物が並ぶ。パラマリボの街並みは世界遺産に登録されているらしい。


キリスト教の木造の教会。


あてもなくブラブラしていると、小さなドブ川を発見した。釣り人の性、水辺があると覗き込んでしまう。


サギのような鳥がソワソワと水辺を散策している・・・しばらく観察していると、水面に波紋が次々現れた。なんと、40~50cm位のターポンの群れが入っている!


2、3cmのグッピーのような小魚を追い込んで捕食していた。水辺のサギは、ターポンに追われて打ち上げられた小魚を拾い食いしている。


15時頃、ガイアナから陸路でやってきた古田君と合流!みすぼらしく汚れ、ボロボロ。ピラルクーを狙って一人旅をしていた彼だったけど、敗北してきたらしい。身に着けている長袖は、暁君が作った「奄美の泥染めロンティー、蚊除け成分入り」だけど、蚊に刺されまくったとのこと(笑)。


中華を食べてリフレッシュ!スリナム、首都のパラマリボはもちろん、ド田舎の村でも中華屋さんがあって癒された。日本の感覚で注文すると量が半端ない、二人でこれだけ食べて1000円くらい。


明日から釣りが始まる。夜は宿の猫と遊びつつ、リーダーを組んだりして過ごした。



【2015.3.12】

 昼前にガイドのパウロと合流して、車で目的の川を目指す。町を離れる前に釣具屋に寄り道。ピライーバ狙いに必要なオモリを購入した。かなり品揃えが良くて、ラッキークラフトやジャッカルといった日本製品もズラリと並ぶ。何に使うんだろう・・・。


道中食料を買い込みつつ、3時間程走ったところで目的の川に到着した。


完全に潮の満ち引きを受ける河口域、ここから川を船で遡るらしい。


パウロ達が出発の準備をしている中、ふと浅瀬に目をやると、生命感が・・・ヨツメウオだ!!急いでスピニングタックルを組み、小さなルアーを放ると猛追してくる。が、キャッチならず・・・。


 河口から遡上すること一時間ほどで、パウロの部下、ウィネルが待機する移動式の水上家屋に到着した。ベッド、冷蔵庫、キッチンが備え付けられていて、ボートで引っ張って移動もできる。


僕たちはこの水上家屋を「パウロの動く城」と呼び、5日間ここを拠点にしてピライーバを狙い、ブッコミ続けた。


 今日竿を出すポイントはもうちょっと上流らしく、ウィネルと僕らで別船に乗り込み、川を遡る。パウロは基地を船で引っ張ってきて、後から合流するという。


パウロと別れ、一時間ほど上流へ走ったところで、支流が本流にぶつかるポイントが現れた。僕らの前に来ていたチームはこのポイントで4匹のピライーバを釣ったという。初日は餌が準備されておらず、川までの道中、中華系スーパーで間に合わせとして買った冷凍テラピアを餌に、仕掛けを投入していく。


誰がどう見ても良いポイントだけどアタリなし。3時間ほど粘ってから、明日からの餌を捕るための刺し網を仕掛けつつ基地へ戻った。


基地の柱には竿立ても備え付けられていて、常に仕掛けを投入しておける。言うまでもなく、ピライーバの確率を少しでも上げるため、出来る限り長い時間、仕掛けを川に沈めておく。


夕飯の後、ウィネルが刺し網を回収しに行った。結果、クルビーナと変なナマズのみ。明日からの餌がちょっと心配だ・・・。


パウロは「焦らなくても、きっと釣れるさ」と言う。パウロ達は朝5時から動いてくれていたようで、お疲れ気味。明日からに期待して11時には床に就いた。

ピライーバ釣行2日目に続く

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