保険の撮影後、滝クリさんが到着するまでの2日間、完全フリー。「他の川の可能性も探ってきます」とスタッフさん達に告げて、ロッジから車でしばらく走り、山奥の川へ向かった。ロッジオーナー氏がオススメするこの川、スポッツとパプアンが混在しているとのこと。
時たま水面が割れるが、正体はメッキ。出方が激しく、引きも強いから「小さいスポッツか!?」とドキッとさせられる。
河口まで下りながら打ち続けて、自分のザラに数バイト、たぶん全部メッキ。小塚さんのS字ルアーにはパプアン1チェイス。海との合流まで来たところで、「トローリングだ」とガイド氏。シンキングのスーパーシャッドラップを投入し、岸沿いに流していく。引き始めてすぐ、「グン!」と来たが、バラクーダ。デカいしカッコいいんだけど、お前じゃないんだよ・・・。
ド河口すぎてスポッツはいないだろうけど、水面がざわつき魚っ気がある。海との合流ギリギリまで来たところで、ガイド氏が船を方向転換・・・しようとした瞬間、「ドンッッ!!」と竿先を石で殴られたような衝撃、「パプアンきたーー!!!」
船がそのまま下流側へ進んでくれていたので、ヒットした瞬間、魚がバランスを崩してフワッと浮いた。そのまま巻き続け、船べりでのブチ切れ突っ込みに堪え、船から飛び降りて砂浜にズリ上げた。威風堂々、80オーバーのリアル・ブラックバス!
ロッド・MX-6+∞(6+グリップに∞ブランク)
リール・コンクエスト401
ラインシステム・アバニキャスティング170lb+ワイヤーリーダー
ルアー・シンキングSSRブラウントラウトカラー(ケツPE縛りチューン)
「クロコダイル!」と脅されながら、入水して蘇生。そっと手を放すと「ドンッ!」と低い音を響かせ、一気に深みへ消えていきました。僕にとってこの旅一番のハイライト、ありがとうPNG!
この後、先ほど釣ったバラクーダを餌にノコギリエイを狙って延縄を沈めてみた。
・・・翌朝引き上げてみると、メインラインを何者かにブチ切られていて、終了・・・。ガイド氏曰く、サメの仕業だという。
2日目も初日と同じく、河口域をトローリングしてみるが、全く反応がない。それならば、と一気に上流へ向かい、ひたすら岸を打ち続けたが、ナーダ・・・。珍魚モードの小塚さんはチタラを投げ続け、メッキやバラクーダをポコポコ釣り、
最後になぜか赤ちゃんパプアンバスも。もうちょっと飲まれてたら危なかった。
一方本気でスポッツを狙い続けた僕は、嬉しい外道、念願のテッポウウオをキャッチ!
相当嬉しい一匹。余裕があったら、ライトタックルでちびトップ投げて遊びたかったなぁ。
「ま、明日(本番の撮影)、サクッとトローリングで終わらせて、午後からスポッツ釣りにあの淵行こうぜ!」と小塚さん。あそこの淵で、バンニェイロを投げることさえできたら、僕の夢は叶うんだけどなぁ・・・。
大雨の中、帰路につく。嫌な予感はしていたけど、本番当日、ロケハンで超好調だった川へ向かい、僕らは青ざめることとなった・・・。
PNGニューブリテン釣行記その5に続く
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。