道北でのヤチウグイ開拓は大成功。でも、確認できたのは小型個体ばかり。そもそもの、その生息環境での成長限界値が小さいようで、大型個体を見ることができなかった。
というわけで、次は道東エリアで、大型のヤチウグイを探してみることに。実は、既にポイントの目星は付いていた。以前偶然発見した沼。小さな魚が跳ねるのを確認していて、正体が気になっていた。道北へ遠征する前にウチから30分圏内のそこを調査してみても良かったんだけど、あえて段階を踏んで後に持ってきてみた。「灯台下暗し、実はここがヤチウグイ天国でしたーってのが、ストーリー的には理想やね」と淡い期待を抱きつつ、その沼を訪れた。
そして、その淡い期待が現実に・・・。魚肉ソーセージを小さくちぎって針にかけ、仕掛けを振り込むと即座にウキが消し込んだ・・・!ホントに、こんな身近にいたよ・・・!
予想外すぎる、理想的すぎる展開に一人でニヤケてしまう。最初の一匹目こそ小さかったものの、それから仕掛けを振り込むごとに釣れてきて、皆大きい!比較的クリアだった道北の沼とは異なり、ここはブラックウォーター寄り。体色が黒っぽい個体が多く、これぞ、ザ・ヤチウグイって感じ。
背中の盛り上がり方が堪らない。ホント、写真とかじゃ伝わらない良さがある(と、個人的には思う)、不思議な魚。
ものすごい数が生息していて、皆コンディションは最高。純絶滅危惧種とされているけど、環境がバッチリ整えば、繁殖力を爆発させるみたいだ。
しかし、この沼、アブも物凄い数・・・。虫対策を怠ったため、腕や顔をボコボコに刺され、ヤチウグイの撮影に集中できない。また後日、バッチリ体制を整えて再訪しよう。
【2017.8.12】
再び、ヤチウグイに会いに行ってきました。どういうわけか、前回たくさん釣れた大型個体がなかなか現れず、結構な数を釣ってしまった。相変わらず、オーラを纏った良い魚でした・・・。
帰り際、軽くガサガサしてみると、トミヨがちらほらと。
この沼はもう、そっとしておこうと思う。ヤチウグイを探す旅、完全完結!
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