2017年3月27日月曜日

遡上アメマスを探す その3

【2016.10.3】
 
 前回から場所を大きく変更し、別水系の開拓に入った。かなり上流域まで車で入っていって川にアプローチしてみると、小さな堰堤を発見。もしアメマスが遡上してきていてもここでストップされていることだろう。ちょうど良いので、ここから入渓して釣り下ってみることにした。

 と、その前に、堰堤直下の落ち込みにCD1をキャストしてみる。すると1投目でヒット!小さな残留型っぽいアメマスだ。その後も同じポイントで10匹程追加してから釣り下り始めた。




川底は岩盤で浅く、魚が好む環境には思えない。でもどういうわけか、ルアーをキャストしつつ釣り下っていくと小さなアメマスがエンドレスに釣れ続けた。10匹以上の群れでルアーを追尾してきて、我先にと食いついてくる。


しかし、少し下流へ進むと小さなアメマスの姿はぱったりと消えた。それからは浅瀬は飛ばしていき、ちょっとした深みがあれば探りを入れて大型のアメマスを探していった。すると、何か所目かに現れた淵に数匹の大型アメマスがステイしているのを発見。CD1を鼻っつらに落とし込むと、「バク!」と食いついたが・・・水面まで持ち上げたところでバラしてしまった。


 それからも釣り下ったが、新たなアメマスの姿は発見することができなかった。でも、この川に確実に海から遡上してきているアメマスがいると分かっただけで大きな収穫!今日は時間があまりないため、深追いはせず、さらに下流域の調査は次回に回すことにした。

 来た道を引き返し車まで戻ったところで、堰堤の上を軽く調査してみることにした。堰堤下の短い流域に小さなアメマスが固まっていたのは、この堰堤より上流から流れ落ちてきたのだろうと予想したのだ。
 結果、そこには凄い数のアメマスがいた。サビの出た尺ありそうな大型個体が悠々と淵を泳いでいたが、それを取り巻くようにチビアメマス達が泳いでおり、ルアーをキャストしても小型が先に食ってきてしまう。数は少ないが、ヤマメの姿も確認できた。






遡上アメマスを探す その4に続く。

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