2017年3月26日日曜日

遡上アメマスを探す その2

【2016.9.30】

 今日は丸一日使って、前回と同じ川の別区間を歩いてみることにした。この川にはバイカモという水草がびっしり生えており、前回釣り上がった際はルアーが水草に絡みまくり、非常にやりづらかった。というわけで今日はひたすら釣り下る作戦。入渓すると、鹿さんが出迎えてくれた。


下り始めてすぐ、本流のカーブ+小さな支流との合流というポイントが現れた。CD5を流れに乗せ送り込むと、「グン!」紫っぽい光沢が美しいアメマス。スポットの小ささから、河川残留型と思われる。


 それから小一時間ほど進み、小さなニジマスをバラシ。次第に魚の気配が増してきて、小さなアメマスを数匹バラシた後、良いサイズのオショロコマをキャッチ。流れが強い流芯から出てきたのでちょっと意外だった。


知床のオショロコマとは全く雰囲気が違う。遡上してくるシロサケやカラフトマスのイクラを飽食しているのだろう、よく太っていた。


下流へ進むにつれシロサケとカラフトマスの姿が目立つようになり、それに比例して小型のアメマスとオショロコマの数が増えていった。


お目当ての遡上型アメマスの姿は全く見えないが、残留型の子アメマスは入れ食いだった。お腹の黄色が美しく、これはこれで十分嬉しい。




イクラの食いすぎでお腹がパンパンだ。遡上アメマス探しのことはすっかり頭から消え去り、純粋に小さなアメマス達と戯れて楽しんだ。ルアーのサイズを落とし(CD5→CD1)、シロサケの群れの傍でちょこちょことやると、入れ食い。




釣れてきた魚の中には、ちょっかいを出しすぎたのだろう、シロサケに噛みつかれたと思われる痕が体に残っていたり、ケガをしている個体も見られた。



 結局この日は遡上アメマスの姿を見ることができなかった。そしてこの川、釣り人の痕跡がかなり多く、実際に自分の後からフライマンが二人入ってきてちょっとゲンナリ(まぁ、たぶん、フライマンの方がもっとゲンナリしていたはず・・・笑)。今回でこの川に見切りをつけ、次回からは別の川の開拓に入ることにした。


遡上アメマスを探す その3に続く。

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