2018年1月16日火曜日

ピライーバ、辛イーバ遠征その3

【2015.3.14】スリナム4日目

 翌朝、5時過ぎに起床。目が覚めると同時に基地から仕掛けを投入し、ウィネルと共に刺し網をチェックしに向かった。掛かっていたのは小型のターポンが一匹と、


巨大なブラックピラニアが一匹。隣国ガイアナではこの魚を好んで食べていたけど、スリナムでは一度も口にすることはなかった。この時もピラニアをリリースして、ターポンをキープ。絶対にピラニアの方が美味しいと思うんだけどな。


午前中一発目、今日は今より下流のポイントへ向かう。道中、もう一か所仕掛けていた刺し網をチェックしに寄り道。ポツポツと小魚が掛かっている中、意外な魚が掛かってきた。


大きなアニョマラ!(スリナムではタライロンのことを「アニョマラ」と呼ぶ)。80cmくらいはあるか。潮の満ち引きの影響をうける、こんな下流域に生息していることにビックリ。ウィネル曰く、この辺りでは大きな個体は珍しいとか。


アニョマラ騒動の後、まず入ったのは川のベンド部分の浅い方。仕掛けを投入してアタリを待った。ベネズエラでやった、陸っぱりからのジャウーブッコミでは毎投根掛かりして発狂しそうになったけど、この川は泥底でほぼ根掛かりなし。精神的にはかなり楽だ。でも、アタリがこない・・・。


同じポイントで粘り続けること2時間、「ジーーー」っとゆっくり糸が引き出されていった。しばらく持って行かせてから、大アワセを入れる!可愛いーバ!


針を外そうと口をのぞき込むと、小魚ごと飲み込んだのだろう、喉元には刺し網が。鰓も一本ちぎれた状態で傷は塞がっている。たくましい。


写真を3枚撮ったところでビチビチ暴れ出してオートリリース。ホッとした。


その後アタリはなく、しばらくするとパウロが基地を引っ張って上流から下って来た。合流して昼食にする。


朝捕れたターポンのエスニック風?カレー。まずい不味い、とよく言われるターポン。実際食べてみて、まず第一印象として、とにかく小骨が多い。でもカレーという選択肢はアリだと思った。一度身をほぐし、小骨を取り除いてから混ぜ混ぜして食べる。


デザートは大きなグレープフルーツ。昼食後は基地からブッコミを掛ける。


小さなアタリが続き、釣れてきたのはやっぱりブラックピラニア。この川、ピラニアのサイズが異常に大きい。嬉しいんだけど、残り2日しかない僕らはどんどん追い詰められていく。夕方5時まで基地からブッコんだけど、ピライーバからの反応はなかった。


その後出撃して、夜中まで粘るけど完全に無反応・・・。


帰り道、刺し網をチェックする。小さなアニョマラ、クルビーナ、いつもの小魚等、結構大漁だ。


餌の心配はないけど、5日間の日程を折り返し、僕らは相当焦っていた(今の自分なら、なんてことないだろうなと、振り返って思う笑)。夜中まで基地からブッコミ続けたけど、何も起こらずに3日目も終了。


ピライーバ4日目に続く

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