2017年7月13日木曜日

俺はウグイとウグイの仲間たちのファンだせ。ウグイとマルタ

 ※「マルタ」にはマルタ型とジュウサンウグイ型がありまして…オホーツク海側のやつらは、ジュウサンウグイだと思うんだけど、ここでは一応マルタと表記します。

【2017.5.11】

 今年もやってきたウグイの季節。いつもの堰下を覗きに来てみると、流れの中、川底でステイする黒い影がたくさん見える。ワームのジグヘッドリグを転がしていくと、ノーマルのウグイがポツポツと釣れてきた。



婚姻色が美しい!


たまに、ノーマルウグイと比べて明らかに体高のある個体が釣れてきて、「ノーマルとマルタの交雑かな・・・?」と想像したり。


小型のアメマスもちらほらと。



足場の高いところから川を見下ろすと、ウグイが帯状になってボトムに留まっている姿がよく見える。目的のマルタの姿は見えず(ノーマルに比べてかなり大きいので、わかりやすい)。


【2017.5.16】

 一昨日から東京から来た暁君がウチに居候していて、午後から一緒にウグイング。


今日もマルタの姿は見えず。大型&婚姻色のノーマル(or、交雑?)個体ばかり。ノーマルのほうがマルタよりも産卵時期が早いようだ。



相変わらずアメマスも高活性!鮭の稚魚を食ってるみたいで、皆グッドコンディション。透明な小型ワームに好反応。


【2017.5.24】

 もうそろそろマルタが来ているだろうと川に来てみるも、全体的にウグイの数が少なめ。去年はこの時期によく見られた、海から遡上したカワヤツメの姿も見えず、季節の進行が遅い感じ。が、高い足場から川底を観察していると、ウグイに混ざって、明らかに大きな影が見える!今年初マルタは暁君が釣ってくれた。



その後は川に立ち込み、流れを入念に探ると、ポツポツとマルタが姿を見せてくれた。今年も会えたね(笑)。まだまだ数は少ないけど、これからに期待!




最後、おまけにエゾウグイも。この川の個体は全体的に小さめ。こいつも良い魚だ。



【2017.6.1】

 今年のマルタ釣り納めにいつもの堰下へ。前日まとまった雨が降り、若干増水して笹濁り気味。ピコギガスを流れに投じてボトムを転がすと、「グン!」と来て、赤白の魚体が水中を走る。「網走“パッカーン”!!」と暁君と叫びながら、一気にぶち抜き。


その後、抜き上げでドラグが滑るような太い個体がヒット。無意味に入水して中州まで渡り、ズリ上げてランディング。


中州から流心を攻め始めた暁君、即根掛かり。パンイチでチタラを救出に向かうと・・・「なんじゃこれーwww」・・・網が川底に放置されていて、その中にウグイが十数匹がんじがらめに・・・。


網の中のウグイをすべて解き放ち、釣りを再開。岸からじゃ打てない流れにピコギガスを転がしていくと、マルタが連発!







若干濁り&増水気味なのがよかったのか、今日はアメマスの活性も高い。鮭稚魚を食いまくってて、釣れてくるどの個体もグッドコンディション!



「あーーーっ!!!」突然暁君がシャウト。振り返ると、パックロッドが第一ガイドから折れた状態で必死に魚とファイトしている。ラインはナイロン4lb、無理は出来ない。何度も寄せては流心に走られを繰り返し、なんとかズリ上げてランディング!「よっしゃーー!!」良いアメマス!


太い。チタラ丸のみしてた。


ロッドは折れたけど、それくらいの価値はある一匹でしょう。僕はこの川でここまで大きな個体は釣ったことがない。


暁君にタックルを貸して、二人で最後の追い上げ。これまた無意味に河原に石を組んでいけすを作り、ウグイを釣っては入れを繰り返していった。


途中大型の個体に石組みの壁を壊されたり、ウグイが積み重なって壁を乗り越えて逃げられたりしたけど、最終的には50匹溜まった。釣ったトータルは二人で推定70匹くらい!


 以前はそうでもなかったけど、最近コイ科の良さがわかるようになってきた。来年は多摩川のマルタ行こう。そして、世界のコイに着目すると、自分にとっての未知がまだたくさん。終わりなき釣り旅、今後の楽しみとして・・・!

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。