【清流 タメトモハゼとオオクチユゴイ】
沖縄での諸用を終え、朝から北部のやんばるへ向かって車を走らせた。当初はやんばるの渓流をランガンして「ホシマダラハゼ」「タメトモハゼ(とゴシキタメトモハゼ)」を探す開拓行を考えていたけど、カッタ君がどちらのポイントも把握しているとのことで、ポイント案内してもらうことに!
最初のターゲットはタメトモハゼ。カッタ君が偶然見つけたというポイントに連れてきてもらった。ほんとに小さな小川、橋の上からワームを投入してトン、トン、トンとボトムで跳ね上げつつ引いてくると、ボサ下からボラのような魚体が「ピューーー」っと追ってきて「パクッ!」と一気に食いついた!一呼吸置いて軽くフッキング、速攻で抜き上げ。美しい魚体に見惚れる・・・最高に美しい!
リリースし、カッタ君とがっちり握手。6年前に石垣島で釣ったことがあるんだけど、その時の感動がよみがえる。やっぱり、素晴らしいハゼだった。その後はカッタ弟とテラピア釣り。その辺を這っていた芋虫を餌にしてテラピアを釣っていると、地味目なタメトモも姿を見せた。
カッタ弟、兄を差し置いてテラピアをボコボコ釣る(笑)。
日暮れ間際、第二のポイントに到着した。ここでの狙いはホシマダラハゼ。カッタ君の案内の元、魚が着いていれば一撃な感じのポイントをワームで探っていくが反応なし。日が暮れたところでサンマを餌にライトブッコミをかけるが、当たってくるのはチヌばかり。
今回、結局ホシマダラハゼは姿を見せることはなかった。けど、またいつか会えたらいいかな!6年前の西表島ではホシマダラの楽園を見つけたんだけど、久しぶりに、八重山諸島も旅しにいきたいな。
一日の釣りが終わり、ごはんを食べてから夜の生き物観察に。沖縄、こんなでっかいカニが普通に陸を歩いてる。
ヒメアマガエルを発見!普段見慣れない生き物たちが次々と顔を出してくれてテンション上がる。
そして迎えた沖縄最終日。今日はカッタ君とふたり、「ホシマダラハゼの新規開拓をしつつ、未キュー(オオクチユゴイ)でものんびり釣ろう」という計画。やんばるへ向けて車を走らせた。道中、超土砂降りになって絶望感が漂う。それでも車を走らせて川に着いてみると、意外と何とかなりそう!まず手始めに適当に入った小川にてポッパーをポコポコやると小さなミキューが顔を出した。
その後は地図を頼りに小川をランガンしていった。一度だけ、大型のハゼがピューっと泳ぎ去っていったけど、ホシマダラハゼからの反応は得られず。そして夕マヅメ、最後にミキューに癒されようと、「明らかにココだろう」といった感じの渓流へ入った。
入渓してすぐ、大型ミキューのチェイス。日没まで僅かな時間しかなく、足早に釣り上がっていった。
小型を数匹釣り、日没間際に現れた本命ポイント。その中でも最高のピンポイントにポッパーをキャストするカッタ君。「ドバッ」という感じで水面が割れた。「おっ、出たね~!」と遠目で見ていると、何か様子がおかしい。ロッドがひん曲がって、魚は激流に入り、浮いてこない。駆けつけると、水中で「ギラン」と大きな魚体が銀色に光った。「マジでデカイ!」「ランディングお願いします!」カッタ君が叫ぶ。飛び込んで、腰まで入水して、ランディング・・・めちゃくちゃ緊張した(笑)。
オオクチユゴイの40アップ、なかなか見れるもんじゃないぞ!
カッタ君、最後に最高の笑顔をありがとう!次は北海道で会いましょう。
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